ペルーの国土は3つの地域に別れていて、
天候も食事も文化も異なるまるで3つの顔を持っています。
だからこそ、国内旅行もとっても楽しいし行きたいところがありすぎて困ります。
特に食大国のペルーは、どこ行ってもご飯が美味しいから旅行の楽しみが増える。
体重も増える。
では、ペルーの3つの地域とは?
1. COSTA (コスタ) :地図の一番左の左の細い部分
太平洋に面した海岸沿いが、コスタと呼ばれる地域。
インカ帝国の都が山の上のクスコに作られ栄えた一方で、スペインが侵略した後に太平洋にアクセスが良いという理由でリマに首都がおかれました。
そのリマが位置するのが丁度地図上のコスタの真ん中です。
この地域一言で言うと、砂漠です。
海に面してるのに砂漠と言うのは不思議だけど、波打ち際からそのまま砂漠がはじまる世界でも非常に珍しい地形なのです。
例えばこんな感じです(リマから車で3時間、有名なナスカの地上絵に行く途中にあるパラカスと言う国立公園)
リマの中心はお花がたくさん咲いて緑もあるけど、
これは毎日水撒いて地道な努力なうえで成り立っている景色。
中心地から一歩出るととにかく色のない茶色い砂埃舞う中に
天井のない建物に人々が暮らしてる、本当に色のない景色が続く。
これがリマの本当の景色です。
なぜ、天井ない家に住んでるのか?
天井(屋根)を作るとそれが家と見なされて税金を払わないといけないから、天井を永遠に作らずにまだ建設中なんです、ということにしている。
雨がふらない気候をまさかの所で有効活用。
行きたい場所は(これこれからそれぞれの場所の記事書く予定です)
リマ:これから記事書く
ピウラ(マンコラ):これから記事書く
トゥルヒーヨ:まだ行ってない
そしてご飯については、美食の街リマ。
美味しすぎるほっぺたがぼたぼた転げ落ちるレストランがたっくさん。
とにかく海鮮がひたすら美味しすぎる、
生魚をレモンで締めたセビーチェをはじめ、海鮮料理がひたすら美味しくていくらでも太れる。
オススメレストランはリマの記事に書くとしよう。
2. SIERRA (シエラ) :地図の中心茶色の部分
インカ帝国の首都、クスコがある地域でアンデス山脈が通る地帯。
とにかく標高が高くて、クスコの街は3600m、ボリビアとの国境にあるチチカカ湖4000mと5-6,000m級の山々が連なる地域。
富士山より高いところに普通に人が暮らして都市を作ってきたからすごいよね。
乾季と雨季があって効率よく農業を営むことができる上に、
街の東側と西側で標高差が800mもあって気温も気候も全然違うため、
「東側でマンゴー等フルーツを作り、西側でトウモロコシやアボガド作ります」
というようにうまく標高差や太陽の遮光角度が異なる山の斜面を巧みに
使いこなして様々な農作物を育てることができる。
広大な平原にひたすら小麦育てます、みたいなアメリカの農業とは違くて
とっても研究し尽くされた効率の良い農業をしていて奥が深い(アメリカのことディスってるわけではない)。
こういうのも含めてやっぱりペルーの民族はすごく真面目だしある意味「改善」文化が根付いていたんだなと思う。スペイン人に破壊されるまでは、、、。
砂漠のコスタでもなく、アマゾンのセルバでもなく、わざわざ山の上に都市を作ったのも農業の発展が可能だったからなのだろうね。
私は一番シエラが好き。
標高が高いからか空の水色がすごく濃くて、空気は薄いけど透き通っていて、
山に囲まれて!本当に気持ちい場所。
CuscoのSiete coloresについてはまた記事書きます。
行きたい場所は、
クスコ:これから記事書く
アレキパ:これから行く
プーノ(チチカカ湖):これから記事書く
3. SELVA (セルバ) :地図の緑の部分
一言でいうとアマゾン。
アマゾンはブラジルというイメージあるけど実はペルーにも続いてます。
ジャングルの中で自然が豊富、アマゾン川の辺りに街を作って原住民は暮らしていた。
実は面積で言うとセルバが一番広いけどやはりジャングルということもあって人が暮らしている地域はとても限られている。だから植物や生物が巨大(巨大化したのではなくて人間が繁栄する前の巨大だった植物や生物が、人間に影響されることなく小型化せずに残っているってことなんだと思う)。
後ほど記事で衝撃写真をたくさんお見せしたいと思います。
行きたい場所は、
イキトス:記事書きます
余談ですが、今世界的にも「アマゾンの火災」について注目が集まってますよね。
日本でどれくらい報道されているかわからないけど、ペルーでは南米ということもあり、一時期はブームのように毎日インスタやSNS上でも騒がれていました。
でもきっとあれはブームだったのだと思う。火は消えてないのにブームが去ったのかあっさり誰も話題に出さなくなった。
アマゾンの20%が燃えてしまった!
地球の肺が失われている。
と言われているけど、ネットで調べてわかったことは
・毎年燃えていて、前年度比で言えば2倍以上となるが10年間の平均からすると
少し火災範囲が広い程度。
・火災の本当の理由は明確ではないものの、焼畑農業のための人為的出火。
ブラジル(ボリビアでも)の政治的理由から地元民族に農業用地としてアマゾンの
一部を提供、開墾のため出火したが本来焼畑は雨期を待ってからするもので、
時期がずれてしまいコントロールが聞かなくなり燃え続けてしまった。
汚職的な意味もあり大統領はそれを否定、一時は国際的な支援も拒んだことから
国民や国際社会からも批難殺到。
っていうことなのかなと理解している。
確かに地球の肺と言われていて地球上に住む全ての人の資源かもしれないけど、
今の先進国と言われている国は、産業革命や経済成長期などに散々自然破壊して
(日本でも三大公害で人体に害が及ぶほど環境汚した)今があるのに、
自分たちはもう次のステップでクリーンな経済とか言ってその概念を途上国にも
押し付けて批判するのはおかしいと思う。
もちろん環境破壊せずに経済成長できる手段だってあるはずだけど、それは費用がかさんだり時間がかかる。だからそれを含めて先進国は途上国を支援して行く必要がある。
やってはいるんだろうけど。よくわからないけど。
勉強しないとな。
すごい話ずれてしまった。。
こういうところだよな、まとまりなくなってしまうの。
これから気をつけよう。
と、ペルーが持つ3つの顔のご紹介でした。
本当に訪れがいのあるところばかりで、
それぞれの場所にそれぞれの良さがあり、文化があり、人もなんとなく違ったり、多分ここはこういう歴史があるから、こういう地形や自然環境があるからこう発展して人の特徴がこうなったんだ、って勝手に想像するのが楽しい。
それでは各地の旅行記を少しでも早く仕上げられるように頑張ります。