パタゴニア10日間の旅
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12月26日 パタゴニア その1(カラファテ)
12月27-28日 パタゴニア その2 (フィッツロイ)
12月29日 パタゴニア その3(ペリトモレーノ氷河)
12月30日 パタゴニア その4 (プエルトナタレス)
12月31日-1月3日 パイネ国立公園
パタゴニア その5(パイネ国立公園 クエルノス & ペホエホテル)
パタゴニア その6(パイネ国立公園-グレイ湖、キャンプ、フランセス谷)
パタゴニア その7(パイネ国立公園 フランセス谷、トーレスデルパイネ)
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本日は氷河ツアー、これはもう事前に予約するだけであとは全部ツアー任せなので楽チンDay。
しかしそもそもパタゴニアのベストシーズンは12月中旬以降の3月までと、
かなり限られている上に、氷河を歩けるツアーは人数制限があるので、
絶対に予約必須!!
このツアーを催行している会社は一つしかない(あとは代理店もたくさんあるけど結局行き着くのはこの会社なので)のでこのサイトから直接予約する。
Hielo & Aventura | Los Glaciares National Park Official Dealer
まず選び方は、遊覧船で氷の近くまで行くか、そのあと氷の上に上陸するか。
→絶対上陸したほうがいい。
→上陸するツアーの中でも「Big Ice」と「Mini Trekking」が選べる。
すごく迷ったけどとにかく高い、Big Iceだと3万円近くするから、
んーーーMiniでいっか、ということで、私たちはMini Trekkingにしました。
結果大大大満足!!前日のフィッツロイ超絶辛いトレッキングのあとで
体もボロボロだったので丁度よかった。
8時にホテルピックアップ。
※一般的なツアー概要には7時って書いてあるけど、実際4グループくらいに分かれててそれぞれツアーのスタート時間が違う。自分では選べなくて前日までに自分のピックアップ時間がメールで送られてくる。多分8時は第二グループかな。
バスで2−3時間くらい。
ドーーーーン。
この大きさは写真じゃわからない!!!
人と比べるとこんな感じ。
しかもこれ見えてるのほんの一部だからね。
氷山の一角。
奥に見える船で接近します。
奥の方でひたすら雪が降り積もり、雪が雪の重さで圧縮され、
氷河となりどんどん前に押し出されていきます。
ここの氷河は1日で50cm〜1mも進む、とっても早い速度で
生成されて溶けている氷河なのです。
だから私たちが歩いた氷河は500年前くらい、丁度コロンブスが南米大陸を
発見した時くらいにできた氷さん。
探検隊です。
太陽すごく出てたから気温は全然寒くないけど、
やはり風は強いので防寒は必要。
時々ある氷の裂け目は、こんな感じで吸い込まれる青。
探検の最後には氷河の氷でWhisky on the ice !!
500年間もこの地球を見つめてきた氷をいただきます。
地球をこんなにも暖かい場所にしてしまってごめんよ、氷さん。
自分にできることから始めるよ、君を守るよ。
これはそのあとに行った展望台から。
時々ドスーーーーーーンっていう雷が落ちたような地響きが鳴って、
前線にある氷が崩れ落ちるのが大迫力。
誰も何も手を加えなくてもこうして自然は循環して行くのだ。
なんかたくさんの氷たちが前線に行く順番待ちをしているみたい。銀座線のホームに入れなくてホーム前の階段で足止めされて改札の向こうまで並んでいるビジネスマン達みたいだな、って大自然を前になぜか東京の毎朝の風景を思い出してしまったのは私だけかな。
カラファテに戻ってきたのは7時くらい。
今日もアルゼンチンビーフ食べて、大満足の1日でした。